こころのエステ


恋の「結晶作用」について

投稿日時:2017/01/12 15:10


久しぶりのブログです。
こちらには、私が運営しているマチュアリズム
アメブロに、書けない内容を書いています。
こころのエステサロンだからこそ、書けるテーマを厳選しています。
私には、こうした場が必要だからです。

そして、少しでも皆様のお役に立てたり
心が動くきっかけになれれば幸せです。

皆さまは、スタンダールの「恋愛論」を読んだことがおありですか?
そういえば、若い頃に読んだなぁ~
という方がいらっしゃるかもしれません。

私は、20代の頃にスタンダールにハマっていた時期があり
(特に「赤と黒」のファンでした!) その頃に読みました。
結晶作用 という有名な言葉を生んだ、名著です。

恋愛過程は7つの段階に分けられます。
簡単に説明しますね。
・第一段階「感嘆
 こんな素晴らしい人がいるのか、という驚き。恋の芽生えです。
・第二段階「想像
 あの人とつきあえたら、触れられたら・・・という想像の時期です。
・第三段階「希望
 情熱は激しく、快楽は鋭いので一目でそれとわかる、そんな時期です。
・第四段階「
 相手ににできるだけ近寄り、触れて感じて楽しむ段階。具体的な交流を「恋」と呼びます。
・第五段階「結晶作用
 ここで有名な「結晶作用」が出てきます。
 相手の美点がゆるぎないものとして、恋するものの中で定着します。
 ともすれば、結晶作用を知らない第三者からは滑稽に見えたりします。
・第六段階「疑惑
 恋のプロセスは疑惑(落胆)と希望の繰り返しです。
・第七段階「第二の結晶作用
 恋の更なる発展。相手も確かに自分を恋しているという確信が生まれます。

いかがでしょうか。
このように文章化すると、何とも小難しい理論に思えますが
恋愛というのは、こうしたものです。


「赤と黒」の装いには独特の強いオーラが生まれます★


私は、婚活サポートの仕事をしていたことがあり、
現在も引き続き、そうしたご相談をお受けしていますが
とにかく「結婚したい」と願う女性たちには
結婚したいから、婚活をする。ならば恋愛と分けて考えましょう
と、アドバイスをしています。

婚活で、上記のプロセスを経ることはほぼ不可能だからです。

もし、恋愛をしたい、好きな人のいる毎日を送りたい
という願望があるならば、婚活をする必要はありません。

好きな人と出会いたい

よく聞くセリフですが、これも順序が逆ですよね(^^;

第一段階の「感嘆」___つまり、出会い。

ここが、まずは難関中の難関です。

目が肥えて多くの経験を積んできたアラフォー女性にとって
そうそう簡単に「感嘆」する場面なんて、訪れません。

スタンダールも言っています。
快楽を持ち血液を脳に上らせる本性だけでは、恋は成り立たない。
恋は、高度に文化的な営みである、と____。

感嘆する柔軟なこころを持つこと。
まず、スタートはここからでしょうかね。


恋愛は本当に文化だなぁと思います。
だからこそ、多くの文学・絵画・映画・舞踊などの芸術の
テーマとして君臨し続けているのです。



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